熊本県テコンドー協会

不定期のコラムを掲載しています。  一覧はこちら

回想 〜くまもとのテコンドー〜

  • 熊本県テコンドー協会
  • 会長 樋口 悦夫

健全な組織とは? No.5
全日本協会・県協会選手の無期限出場停止を決定

6月29日の全日本協会総会に於いて、熊本県協会の試合無期限出場停止が決議されました。県協会代理人に届いた文書では、熊本県協会が正常に機能していない等の抽象的で曖昧な内容であり、その具体性にかける文書です。

前回、全日本協会からの文書、「東アジア連盟」に加盟した等の理由は記されていませんし、メディアによっては、私が、段申請を勝手に行った等で除名になったことが、このような状況となったとするような論調に受け止められる記事もあるようです。

段申請については、このコラムの中で、協定書の捏造疑惑を含めて、韓国、国技院へ事実関係を確認していますし、国技院も国際師範への理解を示していただいています。この件については、今回の選手への無期限出場停止処分との関係性が妥当でないと思いますし、選手の出場の有無まで及ぶ事ではないと常識的、客観的に見ても不当な処分であると思います。5日、スポーツ仲裁に代理人を通して申し立てを行っています。どのような裁定になるかは、わかりませんが、選手の権利を無視したやり方に怒りさえ覚えます。

28日の全日本ジュニア選手権大会には、小学生から高校生までの17人が出場致しますが、選手の保護者は、長野までの交通費、宿泊費等の予約もしており、スポーツ仲裁の早急な判断を期待するところです。また、この大会は、JOCジュニアオリンピックカップであり、JOCの看板の元に開催する大会であることが重要です。JOCは選手を一番と考える理念であると確信しておりますし、選手の救済をするべきとも考えます。

今後、全日本協会とどのように対応するかが、今後の焦点となりますが、度々、行われた不当とも思える文書は、JOCコーチ謝金問題の真相解明を追及していた私へのパワーハラスメントであると考えます。

この問題を追及したメンバー5名の内、2名が除名、2名が資格停止の処分を受けています。現在まで金原会長の詳しい釈明、謝罪等はありません。

前回を読む   次回を読む

ページの先頭へ