日本一を決定する全日本選手権大会は、26日、東京駒沢オリンピック公園内体育館で各地区予選会を勝ち抜いた選手が集い、盛大に開催された。

県協会からは、男子-54kg級に津田輝史朗選手、-63kg級に中山北斗選手、-74kg級に阪上弘一選手（宇土）87kg超級に牧野信一選手（玉名）が、女子-46kg級に津田ひかる選手（学園大）、-57kg級に本田千尋選手（学園大）の6名が出場、阪上弘一選手が見事初優勝を飾った。決勝戦は、五輪強化指定選手の山下選手（大阪）と延長戦、サドンデスで勝ち、初の全日本優勝を勝ち取った。

三連覇が期待された津田ひかる選手は、残念ながら準決勝で兵庫の山田選手に敗れ、惜しくも三連覇を逃した。牧野信一選手は、今年は階級を上げて87kg超級で臨み、3位に入賞。本田千尋選手は、昨年12月の全日本学生選手権の優勝で波に乗り、全日本選手権でも初の3位入賞を果たす結果となった。入賞が期待された中山北斗選手は惜しくも予選で敗退。兄弟で臨んだ初出場の津田輝史朗選手も、残念ながら予選で敗退した。

阪上選手は今年、学園大に進むことが決定しており、ユニバー、世界学生選手権等、国際大会への出場も夢でなくなった。初優勝おめでとう！