第16回県選手権大会、112名が激闘!
2010年6月6日 熊本市託麻スポーツセンター
今年で、第16回を数える県選手権大会は、小学生から一般までの23階級に112名が出場し、県チャンピオン、を目指して熱戦が繰り広げられた。
開会式では、先月、カザフスタンで開催されたアジア選手権に出場した、樋口清輝選手、津田ひかる選手からの大会報告も行われた。また、井 薫・熊本市体育協会会長も来場され、しばし選手達の試合を熱心に観戦された。
試合は、プンセ(個人・団体)とキョルギで実施され、団体プンセでは、八代道場Aが託麻道場Aを抑えて優勝を飾る。
キョルギでは、ジュニア選手が激闘を繰り広げた。同点決勝も多くみられ、サドンデスでの攻防に会場は大きな歓声がわきあがった。-54kg級では、坂田賢誠選手(秀岳館高)が澤田拡介(宇土)を制して嬉しい初優勝。一般-58kgでは、圧倒的な強さを見せた中山北斗選手(学園大)が、また-68kg級では、ベテラン重松威一郎選手(水前寺)が、廣瀬翔平選手(学園大)を振り切り優勝、+68kg級では、2月の全日本選手権でミドル級3位となった牧野信一選手(玉名)女子合同級では、全日本ジュニア入賞の本田千尋選手(阿蘇)が勝利した。
今回の大会では、顔面への蹴りで逆転される試合も多くみられたが、今後は顔面への蹴り対策の有無が、試合を決めるポイントとなるだろう。
今大会の入賞者から、8月29日に福岡県で開催される第21回全九州大会に出場する選手が決定される。九州大会での健闘が期待される。