オランダダッチオープン樋口清輝選手ベスト16に終わる
2010年3月20日 オランダアイントホ―フェン
ダッチオープンはヨーロッパでは歴史の古い大会の一つ、今回、日本選手としては唯一樋口清輝選手が参加した。
参加選手が1000人を超える大きな大会で、樋口選手が出場した68kg級も80名のエントリーがあり優勝するまでには5〜6回戦を戦わなくてはならない体力、精神力が要求される。大会は電子防具で実施された。
樋口選手は、初戦をドイツの選手に7-3で、続く2回戦もベルギーに7-2で快勝、準々決勝がかかる3回戦では、ポーランドの選手に惜しくも敗れ、メダル獲得はならなかった。今回は2002年全日本選手権(福島)でライト級3位となった弟の佳明(現ハワイ在住)が特別に兄のセコンドについた。
「動きとしては良かったが、電子防具での試合運びの難しさやヨーロッパの選手の動き等大変勉強になった」と樋口選手は大会を振り返った。