全日本選手権・樋口清輝/津田ひかるダブルV!
牧野信一、野口嘉津馬選手は3位入賞
2010年2月14日 東京・駒澤公園体育館
ロンドン五輪に向けての重要な第一歩となる今年の全日本選手権大会、全国の各地区大会等を勝ち進んだ選手、160名が集い熱戦を繰り広げた。
県協会からは、過去最多となる9名の選手が出場、上位入賞を目指した。
今大会は国内公式戦、初となる電子防具を採用しての大会となったが、的確に入った蹴りにポイントが入らないなどの問題点もあったものの、試合はスムーズに進行した。
県協会の選手も、68kg級の樋口清輝選手が順調に勝ち進み、決勝は14対2の圧勝で昨年準優勝の雪辱を果たす。また、女子46kg級では、同じく昨年準優勝に終わった津田ひかる選手が、初戦、準決勝と勝ち進み決勝に駒を進め、東京の選手を下してこの階級を制した。
全日本選手権出場久々の-87kg級、牧野信一選手は準決勝まで勝ちすすんだが、残り僅か20秒で逆転のポイントを許し、惜しくも3位となった。また、+87kg級の野口嘉津馬選手も準決勝で敗れたものの3位入賞を果たした。
昨年度全日本-58kg級3位の中山選手は、2回戦で、大阪の中川選手に接戦で敗れ、2大会連続のの入賞はならなかった。
樋口清輝 | 男子-68kg級 | 優勝 | 1回戦[4-0]レアンドロ(愛知) 準決勝[3-0]山口(大阪) 決勝[14-2]藤田(宮城) |
中山北斗 | 男子-58kg級 | ベスト8 | 2回戦[1-3]中川(大阪) |
渡辺雄二 | 男子-54kg級 | 初戦敗退 | 1回戦[延長:0-1]宇山(東京) |
廣瀬翔平 | 男子-63kg級 | 初戦敗退 | 1回戦[2-6]三橋(神奈川) |
松本宇生 | 男子-68kg級 | 初戦敗退 | 1回戦[延長:0-1]安瀬(東京) |
野口嘉津馬 | 男子+87kg級 | 3位 | 1回戦[6-3]伊納(岐阜) 準決勝[3-12]大上(岐阜) |
牧野信一 | 男子-87kg級 | 3位 | 1回戦[7-4]橋爪(神奈川) 準決勝[5-9]グォン(東京) |
津田ひかる | 女子-46kg級 | 優勝 | 2回戦[2-1]吉本(東京) 準決勝[8-1]浜口(大阪) 決勝[8-7]鵜沢(東京) |
本田千尋 | 女子-57kg級 | ベスト8 | 1回戦[10-0]大田(東京) 2回戦[0-4]山崎(兵庫) |