本年度の全日本学生選手権大会は11月21日、東京、岸記念体育会館で全国42校が参加し男子8階級、女子5階級に145名が出場して開催された。

県協会からは6名の選手が出場、男子-58kg級で廣瀬翔平選手（学園大）、-68kg級で松本宇生選手(熊本大)、+87kg級で野口嘉津馬選手(熊本大)が3位に入賞する活躍となった。

今回、最多出場者数29名の階級となった-58kg級で3位入賞を果たした廣瀬選手は、九州学生大会での屈辱を跳ね返した感があるが、準決勝では大阪経済法科大のカンドンチョル選手に敗れ、実力差を実感、しかし初の全日本学生での入賞は今後の自信に大いにつながることだろう。-68kg級で3位入賞の松本選手も、22名のエントリーの中2回戦からの試合となり11-2、3回戦8-4と順調に勝ち進んだが準決勝は宮崎大の濱田選手に4-6で惜しくも敗れ決勝進出はならなかった。

+87kg級の野口選手は、準決勝0-0でサドンデスとなり、上田選手（京都大）に1ポイント先取され準決勝敗退。また、男子-54kg級で期待された渡辺雄二選手(学園大)だったが、オルグル（顔面）への蹴りをもらい懸命に追い上げるも1ポイント及ばず新ルールに苦しみ初戦で残念ながら敗退、また、8日に開催された九州学生大会-58kg級で優勝した望月一馬選手は、今回、1階級下げ-54kg級で出場したが初戦、名門大東文化大、作田選手に敗れ全国の厚い壁に涙をのんだ。

女子-46kg級出場の江藤選手も初戦をサドンデスで勝利したが、2回戦で敗れた。

県協会選手成績

男子-58kg級	廣瀬　翔平　（学園大）	3位
男子-68kg級	松本　宇生　（熊本大）	3位
男子+87kg級	野口　嘉津馬　（熊本大）	3位
男子-54kg級	望月　一馬　（崇城大）	1回戦敗退
男子-54kg級	渡辺　雄二　（学園大）	1回戦敗退
女子-46kg級	江藤　美沙　（崇城大）	2回戦敗退